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京都府総合計画詳細版【山城地域振興計画】(音声読み上げ3)について

エリア構想

総合計画では、府内5つのエリアの主なハード整備を中心に、整備施設の特徴・効果を生かすソフト施策も含めて「エリア構想」として推進することとしており、地域の課題や特色を踏まえた対応方策を示す本地域振興計画と連動させることにより、地域の個性ある魅力づくりや更なる成長・発展へとつなげていきます。

(基本計画に掲げる5つのエリア構想のうち、本地域振興計画に関係するものを再掲)

新名神を活かす「高次人流(こうじじんりゅう)・物流」構想

関西の「へそ」となる人流(じんりゅう)・物流・産業の広域拠点づくり

新たな国土軸である新名神高速道路の全線開通のインパクトを生かした人流(じんりゅう)・物流・産業の拠点形成に取り組むとともに、国際空港や港湾などとの連携も視野に入れた経済圏、良好な住環境を備えた生活圏の形成を進めます。

【主要な取組】

  • 西日本最大級のアウトレットモールの誘致
  • 次世代型物流拠点の誘致
  • 新たな産業エリアやインランドデポ(内陸型保税倉庫)の創設

スマートけいはんな広域連携構想

環境にやさしく持続可能な「次世代型スマートシティ」の実現

未来の「超スマート社会(Society5.0)」を見据えた利便性が高い都市モビリティや安心・快適な生活環境等、スマートシティの実証を進めるとともに、「ゆとりの生活空間・癒やしの空間」である相楽東部地域まで拡大し、広域的に次世代型スマートシティの実現を進めます。

【主要な取組】

  • 新交通システム等、MaaS(Mobility as a Service)(マース(モビリティ・アズ・ア・サービス))の「レベル4(交通サービスの統合が進んだ状態の最高レベル)」の実現や、エネルギーの効率利用、農業のスマート化の推進
  • グレーターけいはんな・相楽東部地域への展開

数値目標

地域振興計画に掲げた取組について、その進捗を客観的に評価するため、計画の最終年度(2023年度)における目標数値を設定します。

  • 他の計画に位置付けられた目標数値を本計画において設定しているものについては、他の計画期間の満了等によりその計画が改定された場合は、改定後の計画で位置付けられた目標数値に置き換えるものとします。
  • 「関連方策」欄に記載している記号は、施策の基本方向に掲げる具体方策の記号を示しています。
(1)新名神の全線開通を見据え、それぞれのエリア特性に応じた地域づくりの推進
  指標名称(単位) 基準値 目標数値 目標設定の考え方 出典 参考年間目標 関連方策

1

新名神の整備効果を山城管内に広める道路整備(累計)(箇所)

0

(2018年度)

6

(2023年度)

新名神高速道路に関連する府事業の完了件数であり、全6箇所の供用開始をめざす 山城広域振興局による実態把握 2019年度:1
2020年度:1
2021年度:2
2022年度:2

2

JR奈良線高速化・複線化に関連する道路整備(累計)(箇所)

0

(2018年度)

2

(2023年度)

JR奈良線高速化・複線化に関連する府事業の完了件数であり、全2箇所の供用開始をめざす 山城広域振興局による実態把握 2019年度:1
2020年度:1
2021年度:1
2022年度:2

3

サテライトオフィスなど交流拠点施設を活用した企業等交流者数(累計)(人(にん))

225

(2018年度)

363

(2023年度)

相楽東部のサテライトオフィス等の交流拠点施設を活用した企業等社員数(延べ)の毎年10%増をめざす 相楽東部未来づくりセンターによる実態把握 2019年度:248
2020年度:273
2021年度:300
2022年度:330

4

相楽東部地域(笠置町、和束町、南山城村)への移住者数(累計)(人(にん))

139

(2018年)

224

(2023年)

住民基本台帳人口移動報告参考表(総務省統計局)の転入者数(暦年)の毎年10%増をめざす 住民基本台帳人口移動報告(総務省) 2019年:153
2020年:168
2021年:185
2022年:204

(2)暮らしを支え、災害に強い持続可能な安心・安全の基盤づくり
  指標名称(単位) 基準値 目標数値 目標設定の考え方 出典 参考年間目標 関連方策

5

災害・天井川対策のための河川・道路整備完了件数(累計)(箇所)

0

(2018年度)

12

(2023年度)

集中豪雨・土砂災害対策のための河川整備や道路事業の完了件数であり、全12箇所の供用開始をめざす 山城広域振興局による実態把握 2019年度:2
2020年度:4
2021年度:6
2022年度:10

6

防災重点ため池のハザードマップ等作成(累計)(箇所)

9

(2018年度)

135

(2023年度)

2019年度に再選定する防災重点ため池135池(既選定21池を含む)の作成をめざす 山城広域振興局による実態把握 2019年度:21
2020年度:50
2021年度:79
2022年度:107

(3)子育てや長寿の安心を確保し、人権が尊重され、誰もが生き生きと暮らせる共生社会の実現
  指標名称(単位) 基準値 目標数値 目標設定の考え方 出典 参考年間目標 関連方策

7

保育所における待機児童数(人(にん))

73

(2019年4月1日現在)

0

(2023年度)

京都府子育て支援計画「保育所待機児童数」目標0人に合わせ、毎年0人をめざす 保育所等利用待機児童数調査(厚生労働省) 0
(毎年)

8

発達障害児への対応力強化を図った保育所・認定こども園数(累計)(箇所)

35

(2018年度)

112

(2023年度)

府・保健所が実施する発達障害児支援従事者研修等を受講した保育所等数(認可外保育所等を除く)で、全ての受講をめざす 山城広域振興局による実態把握 2019年度:50
2020年度:65
2021年度:80
2022年度:95

9

人権に関する啓発活動の取組回数(回)

51

(2018年度)

102

(2023年度)

市町村を含めた啓発活動の取組回数を増加し、5年で倍増をめざす 山城広域振興局による実態把握 2019年度:61
2020年度:72
2021年度:87
2022年度:95

10

子育て環境日本一に向けた職場づくり行動宣言を行った企業数(累計)(社)

0

(2018年度)

225

(2023年度)

企業の働き方改革を支援する「京都モデル」ワーク・ライフ・バランス推進認証制度の宣言登録された企業数(府域全体2,642社、山城広域振興局管内390社)を踏まえ、府域全体の目標1,500社(5年間)の15%となる225社をめざす 京都府健康福祉部による実態把握 2019年度:45
2020年度:90
2021年度:135
2022年度:180

(4)やましろ産業を地域の未来を支える柱へとパワーアップ
  指標名称(単位) 基準値 目標数値 目標設定の考え方 出典 参考年間目標 関連方策

11

「知恵の経営」や「元気印」等の認定企業数(累計)(社)

269

(2018年度)

369

(2023年度)

中小企業応援隊と連携し、高度化・イノベーションに直結している各種認定制度の普及拡大に取り組み、基準年の管内累計(過去20年間)の約270社に対し、計画期間内で累計100社をめざす 山城広域振興局による実態把握 2019年度:289
2020年度:309
2021年度:329
2022年度:349

12

管内荒茶生産額(億円)

73

(2018年度)

85.5

(2023年度)

毎年2.5億円の生産額の増加をめざす 京都府茶業統計(京都府)
2019年度:75.5
2020年度:78.0
2021年度:80.5
2022年度:83.0

13

管内新規就農者数(農家子弟後継者を含む)(累計)(人(にん))

30

(2018年度)

155

(2023年度)

過去5年間の推移を踏まえ、毎年25人増加をめざす 京都府農林水産部による実態把握 2019年度:55
2020年度:80
2021年度:105
2022年度:130

14

九条ねぎの生産量(累計)(トン)

1,778

(2018年度)

2,980

(2023年度)

2018年の災害からの復旧や過去5年間の推移を踏まえ、毎年150t増加をめざす 山城広域振興局による実態把握 2019年度:2,380
2020年度:2,530
2021年度:2,680
2022年度:2,830

15

京やましろ新鮮野菜の年間販売額(億円)

22.5

(2018年度)

27.5

(2023年度)

JA等と協力して、毎年1億円の販売額増加をめざす 山城広域振興局による実態把握 2019年度:23.5
2020年度:24.5
2021年度:25.5
2022年度:26.5

16

管内観光入込客数(千人)

14,740

(2018年)

20,550

(2023年)

京都府観光総合戦略のKPI指標を踏まえ、年115万人の増加をめざす 京都府観光入込客調査(京都府) 2019年:15,950
2020年:17,100
2021年:18,250
2022年:19,400

17

管内観光消費額(百万円)

23,392

(2018年)

41,500

(2023年)

京都府観光総合戦略のKPI指標を踏まえ、年36億円の増加をめざす 京都府観光入込客調査(京都府) 2019年:27,100
2020年:30,700
2021年:34,300
2022年:37,900

(注意)統計手法の変更等により、現時点の目標数値と変更後の手法で得られた数値が大きく増減した場合、その伸び率等を勘案した数値に置き換えるものとします。

参考資料

新山城地域振興計画策定懇話会委員名簿(平成31年(2019年)4月現在)

氏名(ふりがな) 役職等
【座長】大西辰彦(おおにしたつひこ) 京都産業大学理事/副学長/経済学部教授
北川小百合(きたがわさゆり) 京都府農業士会/女性農業士
小山真紀(こやままき) 岐阜大学流域圏科学研究センター准教授
白須正(しらすただし) 龍谷大学政策学部教授
高山紀公子(たかやまきくこ) NPO法人子育て支援ねこばす代表
藤野敦子(ふじのあつこ) 京都産業大学現代社会学部学部長/教授
松中亮治(まつなかりょうじ) 京都大学大学院工学研究科准教授
森正美(もりまさみ) 京都文教大学副学長/総合社会学部教授
森下康弘(もりしたやすひろ) 公益社団法人京都府茶業会議所副会頭/
共栄製茶株式会社代表取締役兼CEO
森本健次(もりもとけんじ) 株式会社南山城代表取締役

(五十音順(座長除く)・敬称略)

京都府総合計画(山城地域振興計画)策定までの主要経過

平成30年(2018年)
6月22日 新しい総合計画の策定を表明
8月2日・3日・8日 京都府市長会説明(取組状況)
8月22日 京都府町村会説明(取組状況)
10月18日~11月2日 副市町村長との意見交換(山城広域振興局管内)
11月9日 新山城地域振興計画策定懇話会を設置
第1回新山城地域振興計画策定懇話会(将来像の検討)
11月26日 新山城地域振興計画策定懇話会「地域のくらしづくり」分科会
11月27日 新山城地域振興計画策定懇話会「地域産業・地域活性化」分科会
12月13日 府議会12月定例会総務・警察常任委員会(検討状況)報告
12月15日 新総合計画「府民意見交換会」(山城広域振興局管内)
12月26日 第2回新山城地域振興計画策定懇話会(骨子案の検討)
平成31年(2019年)
1月16日、2月7日~2月26日 市町村長との意見交換(山城広域振興局管内)
2月7日・19日 京都府市長会説明(骨子案)
2月15日 京都府町村会説明(骨子案)
2月20日 市町村説明(山城広域振興局管内)
3月7日 府議会2月定例会総務・警察常任委員会(骨子案)報告
3月18日 第3回新山城地域振興計画策定懇話会(中間案(素案)の検討)
4月26日 市町村説明(山城広域振興局管内)
令和元年(2019年)
5月7日・13日・15日 市町村長との意見交換(山城広域振興局管内)
6月26日・27日 府議会6月定例会新総合計画に関する特別委員会(中間案)書面審査
7月5日~8月5日 京都府総合計画(仮称)中間案パブリックコメント
7月24日・29日、8月23日 京都府市長会説明(中間案)
8月19日 第4回新山城地域振興計画策定懇話会(最終案の検討)
8月27日 京都府町村会説明(中間案)
9月11日 府議会9月定例会へ議案を上程
9月25日 府議会9月定例会新総合計画に関する特別委員会総括質疑
10月2日 府議会9月定例会可決
京都府総合計画スタート

 

南丹地域振興計画(音声読み上げ1)に続く

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