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施策の推進に当たっては、人権を尊重しながら府民個々の能力が発揮できるように、地域の特性を踏まえ「様々な主体(地域住民、市町、海の京都DMO、京都府北部地域連携都市圏形成推進協議会、大学などの教育機関、企業、商店街、地域で活動する団体などありとあらゆる主体)との連携・協働・共創(きょうそう)」の視点で実施します。
特に、丹後の強みである「豊かな食」、「ものづくりの伝統・技術」、「魅力あふれる歴史・文化」を生かし、各市町や関係団体などと連携しながら戦略的に取り組みます。
地域の将来像を実現するため3つの柱に基づき施策を推進します。
地域産業の営みや人々の暮らしの下支えとなる、災害に強い安全な地域、安心して元気に住み続けられる地域づくりを推進
観光産業の振興を入口としながら、地域に根付く織物業や機械金属業等ものづくり産業や農林水産業などの基幹産業全体の更なる発展に取り組み、稼げる地域づくりを推進
稼ぐ力の源泉となる人材の確保・育成を進めることにより、更に地域全体が活性化する好循環を実現するため、誰もが活躍できる地域づくりを推進
防災・減災対策を進めるため、市町との連携を強化するとともに、地域住民の防災意識を高めるための取組や迅速な避難行動につながる自主防災組織等におけるタイムラインの作成を支援します。
「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」により、河川整備、土砂災害対策、河道内の樹木、堆積土砂の撤去、防災上重要な道路の法面対策等、総合的な防災対策を推進します。
浸水常襲地及び近年の被災地の浸水被害解消を図るため、河川整備計画に基づく河川改修等を推進します。
災害による孤立化等を防ぐため、道路強靱化を推進します。
山地荒廃に起因する土砂流出を伴う災害を防止するため、山林から海まで水系一貫となる土砂災害防止対策を推進します。
防災上特に保全管理が重要な防災重点ため池を中心に、状況に応じて適宜点検調査を行い、計画的な改修を推進(廃池を含む。)
高潮・高波・津波対策や雪害などの日本海側特有の災害や海岸保全への対応を進めます。
家畜伝染病の発生防止や、発生時のまん延を防ぐための対策に取り組みます。
府立医科大学附属北部医療センターにおいて診断から治療まで一体的に実施できるがん診療棟を整備し、高度・専門医療を提供するとともに、医師派遣機能の充実など、同センターの更なる機能強化を進めるとともに、圏域内6病院間の連携を強化し、丹後医療圏において安心して暮らせる地域医療体制を確保します。
働く世代の健康づくりを進めるため、商工会(商工会議所)、職域団体、企業等と顔の見える関係を構築し、地域一体となった取組を推進します。
がんの早期発見、早期治療のため、府民が自らの健康は自ら守る意識を持ち、がん検診の受診拡大に向けて取り組みます。
高齢者・障害者が地域の支え手として活躍し、多様なサービスを創出します。
医療・介護・福祉一体型の地域包括ケアシステムの充実により、安心して暮らせる地域づくりを推進します。
子育て環境日本一の取組を推進します。
大規模災害発生時に備えた災害医療体制を強化します。
野生動物による生活環境被害を防止するため、共存に配慮しながら、捕獲等対策を強化します。
将来にわたる、安心・安全な水道水の供給体制を構築できるよう取組を進めます。
一人ひとりの尊厳と人権が尊重され、誰もが自分らしく生きることのできる地域づくりを推進します。
「輝く女性応援京都会議(地域会議)」等での女性活躍の取組の推進、ネットワークの拡充を図ります。
高齢者・障害者が地域の支え手として活躍し、多様なサービスを創出します。(再掲)
農福連携を進めるため、福祉事業所ごとの特性に応じた伴走支援を実施します。
地域内のNPO等の活動支援と団体間の情報交換の促進及び行政、民間企業、団体間のつながり強化を支援し互いに協働し合う仕組みづくりを推進します。
令和2年(2020年)開催の東京オリンピック、令和3年(2021年)のワールドマスターズゲームズ関西などスポーツイヤーに呼応し、市町と連携し、地域全体が更にスポーツに親しむことができる環境づくりを推進します。
市町や様々な団体と連携し、誰もが文化に親しめる地域を構築します。
市町や地域団体などと連携し、地域外の力も借りて、地域の環境やコミュニティを守るための取組を強化します。
人生100年時代を見据え、健康長寿に向けた取組の推進、働く世代の健康づくりに向けて取り組みます。
市町や様々な団体と連携し、住民の移動手段を確保するための取組を推進します。
土砂災害対策については、24時間滞在型要配慮者利用施設が立地する土砂災害特別警戒区域内の整備を重点的に促進します。(再掲)
通学路等における交通安全施設(歩道)の整備を推進します。(再掲)
京都府観光総合戦略に基づく新たな時代に対応した施策・事業を推進します。
近隣関係自治体等と連携し、行政単位を超えた地域の魅力創出、周遊強化による体験型観光の充実などの新しい観光産業プログラムの開発により、滞在日数延長の取組を進めます。
京都府北部地域連携都市圏振興社(通称:海の京都DMO)と連携し、観光誘客やインバウンド誘客・海外プロモーション事業の展開を推進します。
天橋立の世界文化遺産登録をめざし、丹後の自然環境・文化の保全と発信、活用や地元での機運醸成の取組を進めます。
自転車を周遊観光のツールとして活用する取組を推進します。
既存の自転車道のリニューアルを行うとともに、丹後半島一周をはじめ丹後地域の観光地を巡る安全で快適なサイクリングロードネットワークを構築します。
道の駅丹後王国「食のみやこ」を丹後の食、観光、物流の拠点となるよう支援します。
地域産業と連携した観光コンテンツの創出を進めます。
「丹後ちりめん創業300年事業」等を契機として、「織物といえば丹後」と世界中のデザイナー、バイヤーが行き来するクリエイティブな地域づくりを進めます。
次世代への技術継承を図るとともに、市場ニーズに合った商品開発を推進します。
既存分野から新分野への進出及びAI・IoT技術等の活用による企業の支援を実施します。
地元教育機関や産業団体等と連携し、機械金属業界の人材確保対策を進めます。
地域企業のニーズに応じた人材育成研修等を推進し、企業の技術力向上を支援します。
異業種連携等を推進し、企業の新分野進出を支援します。
丹後地域の農林水産業における栽培・生産技術の確立に向けた取組を推進します。
ブランド力向上や新たな販売チャンネルの拡大などによる所得向上への取組を支援します。
農業現場にマッチしたAI・ICT技術の導入や地域と連携した担い手確保対策を推進します。
道の駅丹後王国「食のみやこ」を丹後の食、観光、農産物の物流拠点となるよう支援します。(再掲)
有害鳥獣対策に取り組みます。
森林整備の推進や森林資源の活用拡大の取組を支援します。
畜産農家の法人化を進めるとともに、第三者経営継承等により畜産の担い手を確保します。
漁業振興を図るため、「養殖生産の拡大」と「観光との連携」を軸とする施策を集中して展開するとともに、意欲ある担い手への承継を推進します。
生活文化を生かしたコンテンツ創出を支援します。
農福連携を進めるため、福祉事業所ごとの特性に応じた伴走支援を実施します。(再掲)
山陰近畿自動車道及びアクセス道路の整備を促進・推進します。
国道178号をはじめとする丹後半島一周道路や山陰海岸ジオパーク関係路線の整備を促進します。(産業・観光促進に寄与する丹後半島一周道路やダブルネットワークの整備促進)
「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」により、防災上重要な道路の総合的な防災対策を実施します。
情報基盤の整備を推進します。
地域産業を支えている企業に対し、後継者問題等の重要性を啓発するとともに、円滑な事業承継を支援します。
起業しやすい環境づくりや「チーム丹後」(移住・定住に係る関係団体で組織する移住定住推進会議)の移住・定住促進の取組と連動した取組を推進します。
移住・定住に係る関係団体で組織する移住定住推進会議チーム丹後による「丹後移住サポート事業」を推進します。
移住希望者の居住地を確保するための空家の確保に取り組みます。
移住者が、地域で安心して生活できるよう、住居の確保だけでなく、就業、修学、出産、子育て、地域での役割など、必要な情報提供など総合的な支援を実施します。
企業、NPO、大学などが組織の応援団として地域と関わり、二地域居住や移住の取組が進むよう支援します。
管内の在留外国人が安心して生活できるよう、市町等と連携し、様々な文化交流事業など多文化共生に向けた取組を支援します。
就業支援機関、人材育成機関、産業支援機関、移住施策支援機関と協力し、企業や事業所の人員確保支援と人材育成を支援します。
農村の集落機能の維持に向けた、半農半Xや農福連携及び外国人労働者の雇用など、多様な人材を想定した担い手の確保を進めます。
集落営農組織が地域の中核となって、農地の保全及び地域の合意形成において活躍するための支援を行います。
海の民学舎生などの意欲ある担い手に漁業が確実に承継され、経営力の高い生産者(漁業者・企業)が、意欲的かつ効果的な経営を実践し、活躍できる環境整備を推進します。
「輝く女性応援京都会議(地域会議)」等での取組の推進、ネットワークの拡充を図ります。(再掲)
「子育て環境日本一」実現をめざし、子育て世代が安心して働くことができる環境づくりを推進します。
就労意欲のある高齢者が持つ技術・能力の活用・継承に努めます。
農村コミュニティ組織の構築のため、地域活動をしている組織と収益事業をしている団体が一体となった共同体の設立を支援します。
地域活動や企画調整を担う組織と新たなコミュニティビジネスを展開する組織が相互補完できる体制整備への支援を行います。
関係人口の確保など地域に必要な人材を多様な手法により確保する取組を進めます。
高齢者・障害者がサービス提供の主体となる多様なサービスを創出します。
企業、NPO、大学などが組織の応援団として地域と関わり、二地域居住や移住の取組が進むよう支援します。(再掲)
丹後で育つ子どもたちの育成と郷土愛醸成の取組を進めます。
未来の農山漁村を支えるため、子どもたちや都市部の住民等に農林水産業や農山漁村の魅力を発信するとともに農業分野以外の企業や都市部住民が丹後の農林水産業や農山漁村地域を支える仕組みづくりを進めます。
食育を通じた未来の丹後を担う人づくりを進めます。
地域と大学生との協働事業を推進し、地元の中高生との交流による地域課題の解決と未来を担う人づくりを進めます。
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