京都府若者就職等支援審議会開催結果
1 開催日時
令和2年7月3日(金曜日)午後1時30分~午後3時30分
2 開催場所
京都ガーデンパレス2階 「鞍馬の間」
3 出席者
久本会長、松村部会長
安保委員、安藤委員、生駒委員、石津委員、伊勢戸委員、河原委員、齋藤委員、鈴木委員、鳥屋尾委員、原委員
4 議事概要
若者就職支援施策等の進捗状況及び実施方針(案)について
新型コロナウイルス感染症に係る雇用対策について
5 主な意見
- 高校生では、医学部・医療看護関係への志願者が減っており、大学生では、教育・福祉系の実習をしないまま現場へ入るといった影響が出ていることを懸念する。
- 引きこもりの学生にとって、コロナの影響によるWEBを通じた授業は、社会からのプレッシャーが弱いためにストレスが少ないが、就職に向けた不安は大きい。
- 下宿先を引き払っている学生は京都に拠点がなく、就職活動に制約がかかっている。
- 新卒の若者が、社会人としての訓練もないうちに休業することに不安を抱えており、長期化すると精神的不安への心配がある。
- WEBを駆使した若者の就職支援は、飽きさせないよう、どう惹きつけるかが課題。
- 障害者雇用について、休業すると態勢が戻ったときに従業員が出勤できるかという懸念があったため、在宅でもできる仕事を作って対応したが、家族との連携の大切さを感じた。通常の態勢に戻すとリズムを崩す従業員もおり、在宅で仕事できる整えが必要。
- 全ての業種がコロナの影響を受けているが、人手不足の意識が強くあるため、雇用調整助成金を活用し、なんとか乗り切ろうという事業者が多い。中小企業では、採用を減らすというよりも、こういう機会だからこそ、良い人材が採れるという声もある。
- これまでの長時間労働などがコロナを機に改善され、経営者の意識も効率の良い働き方へと変わってきている。
- 高校に対する企業の求人については、出が悪くなっている。