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2030年代後半以降に使用済太陽光パネルの排出量の顕著な増加が想定されています。太陽光発電の導入をさらに進める上でも、パネルの長寿命化による発生抑制を進めながら、リユース、リサイクルを進めていく総合的な取組が必要です。
このページでは、使用済太陽光パネルの急増に向けた京都府の取組や国の動き、現に太陽光パネルを撤去するときに参考となる資料や京都府内で使用済太陽光パネルのリサイクルを行う産業廃棄物処分業者の情報をご紹介します。
太陽光パネル関連設備の製造業、設計・システム開発業、メンテナンス業、使用済太陽光パネルのリユース・リサイクル業などの事業者が参画した京都PVパネル循環プラットフォームを設置し、太陽光パネルの望ましい循環システムの構築に向けて検討しています。
また、補助制度を通じた太陽光パネルのリサイクル等の促進にも取り組んでいます。
長寿命化と資源循環の2つのワーキンググループを設置し、国のリサイクル制度の検討状況も注視しながら検討を進めています。
(目的)
現在設置されている太陽光パネルを含め、太陽光パネルをより長く効率的に使用することにより廃棄される時期を分散させる。
⇒検討課題等
・リユースパネル活用に向け、そのメリットをアピールするための実証
・使用中のパネルの点検やメンテナンスの促進
(目的)
廃棄される太陽光パネルの金属やガラスを循環資源として活用することによりパネルの最終処分量を抑制する。
⇒検討課題等
・廃棄パネルをリサイクル事業者まで効率的に回収するための収集運搬システムの構築
・パネルを排出する工事業者等への意識調査や啓発
・パネルガラスからリサイクルされた製品の利用先の開拓
(一社)京都府産業廃棄物3R支援センターの3R技術開発等支援補助事業により、太陽光パネルの処理、リサイクルを支援しています。
【採択事例1】太陽光パネル処理システムの導入
将来大量廃棄が予想される太陽光パネルについて、適正に処理、資源回収するための施設導入に対する支援
【採択事例2】廃太陽光パネルガラスのリサイクル製品の販路開拓・利用拡大
太陽光パネルのガラスからリサイクルされた製品のアピール、販売先拡大に対する支援
使用済太陽光パネルについて、廃棄物処理法に基づき適正処理を求めるとともに、再資源化を義務付ける仕組みとした上で、使用済太陽光パネルが関係者間で適切に受け渡され、確実に再資源化が行われる制度を検討
太陽光発電施設の廃棄について(リーフレット)
太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン
中間処理業者の名称 | 中間処理施設の所在地 | ホームページ |
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近畿電電輸送株式会社 | 八幡市岩田六ノ坪57番1 | https://www.kdy.co.jp/ |
株式会社浜田 | 八幡市下奈良小宮4番2、7番 | https://www.kkhamada.com/ |
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