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「京都スマート農業祭2018」(主催:一般社団法人京都府農業会議ほか 日時:2018年11月24日、25日 会場:パルスプラザ)が初開催されました。
「GPSの位置情報を元に、今いる場所を特定し、半自動でカンタン作業記録生成」「航空写真やドローンが撮影した写真から、生育やタンパク質含有率の状況、収穫適期の診断」などの様々なサービスが紹介されていました。
上空からの写真データでタンパク質含有量がわかるのか?と思いきや、多くの研究でアルゴリズムが確立されてきているんだとか。
これらを利用することによって、圃場・土・水・農薬散布等の管理、作物のトレーサビリティ等のデータの蓄積、それらのデータを活用したコスト分析・カイゼンに繋げられるもので、ひいてはGAP認証取得にも役立ちそう。
しかし実際には、一定の大規模経営、企業的経営じゃないと導入メリット少なくない? 「確かにそういう面はありますが、小規模農業の方々や中山間地でも、地域がまとまって導入するといいんです」とのこと。なるほど!確かに!
京都の企業様もテクノロジーを披露。
株式会社WorldLink & Company(SKYLINK JAPAN)さんは、農薬散布ドローンのご紹介。コストは農薬散布ヘリの1/8、散布スピードは1町を約10分で、しかも適期タイミング。粒剤除草剤や肥料散布にも対応できるということです。
スキューズ株式会社(外部リンク)さんも、開発中の様々な農畜産業を支援するロボットをご紹介。握手できる「5指ハンド」は来場者にも人気でした!
ほかにも獣害対策の捕獲檻へのIoT活用事例で、設置場所の見極めにIoTを用いたり、大人の獣を捕まえるために、身長が大きい場合だけ檻の蓋を作動させるようセンサを設定にしたりと、おもしろいお話が多数ありました!
府内中小企業の皆様、農業や食品産業に、御社のテクノロジーをぜひご活用してみませんか。参入をお待ちしています!
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