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知恵の経営、元気印、経営革新、チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。
(2023年12月20日、ものづくり振興課 足利)
オゾンリッチなウルトラファインバブルで、高病原性鳥インフルエンザの殺菌・消毒剤の開発を進めておられるスタートアップ企業・株式会社MMI(2022年5月設立/本店:大阪府高槻市、支店:京都市西京区)の中尾代表取締役にお話をお聞きしました。
オゾンリッチなウルトラファインバブルって、どうやって作るの?
そもそも、ウルトラファインバブルは、その発生装置で、空気を基に気体・液体を混交させて作るものらしい。そして、今回は、そこにオゾン発生装置を接続することで、オゾンリッチなバブルができあがるそう。このバブルは約1年間崩壊せずに維持されるとのこと。すごい!
同社は、この機構を設計し、関連する特許を獲得しながら、連携先企業が製造を担うとのこと。
オゾンの酸化力で鳥インフルエンザウイルスをやっつけるの?
そうではないらしい。細菌に対する言葉ですが、いわゆる「溶菌」作用であって、ウイルスのエンベロープを破壊し、ウイルスそのものを崩壊させていくとのこと。
しかし、ウイルスをどうやって選択するのでしょうか?
電荷の違いで、選択的にウイルスに吸着していくとのこと。素晴らしい!
具体的には、鳥にウルトラファインバブルを飲ますのだそう。
既に安全性試験が進んでおり、今後、その有効性試験を本格化させ、その先には養鶏農家と組んで社会実装へと進んでいかれます。
今後の展開が楽しみです!
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