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(掲載日:令和2年6月2日、ものづくり振興課 足利、須田、中原、浦出)
ジャパン・ハッカソン(6月26日開催)について、実行委員会の京大起業部インターナショナル(外部リンク)代表の赤城賀奈子さんに「オンライン」でうかがいました。
--スバリ、今回のジャパン・ハッカソンの「チガイ」とは?
赤城)「厳しさ」ですね。既に190名以上の応募がありますが、初日のチームビルディングの段階で、自分のアイデアやスキルが、他のチームメンバーに求められなければ脱落もあり得ます。みんな、本気でビジネス化を目指して参加しますから。
--本当に厳しいんですね。
赤城)リアル開催だと、ちょっとかわいそうですが、オンライン開催だからこそ、それが可能です。
--なるほど。
赤城)それに、アフリカや中東等からの参加者が多いのも、オンライン故ですね。いずれも、日本がこれからビジネス開拓していくような国々です。
--いいですね。
赤城)また、ビジネス実現をサポートするメンターも、マイクロソフトをはじめ錚々たる経歴のメンバーを揃えています。
--京大起業部インターナショナル(外部リンク)についても少し教えてください。30ケ国・130名以上のメンバーがいらっしゃるとか、
赤城)既に実際に起業しているメンバーもいます。iPOを目指すとか社会的なインパクトの大きな課題解決を目指した起業だけでなく、プライベートの幸せを目指すなど、「多様な起業」があっていいと思っており、そうした様々な起業をサポートしたいんです。
--なるほど。
赤城)また、留学生から「せっかく京都の大学にいるのに、日本人の学生が話しかけてこない」という声をよく聞きます。日本では留学生と日本人らが協働・協創する機会が少ないです。しかし、ロールモデルを示せば、人は変わります。女子学生がプレゼンをする際に、ヒラリークリントンさんの写真を見るだけで、プレゼンの質が上がったという実験データもあるほどです。
--そうなんですか!
赤城)そうした多様な起業、多様なバックグラウンドを持つ人々の協働・協創のロールモデルを作っていくことが使命と考えています!
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