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知恵の経営、元気印、経営革新、チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。
(2024年2月18日更新、ものづくり振興課 足利)
海外から京都に来る友人への贈り物に何がいいか思案。そうだ、京都の暑い夏を凌ぐのに、扇子はどうか!開いた時の形が末広がりだから「寿恵廣」とも言われる縁起物でちょうどいい!
そこで、ネット検索してみて上位だった、創業300年の「白竹堂」(株式会社山岡白竹堂)(外部リンク)を訪ねました。
享保3年(1718)、江戸幕府第8代将軍徳川吉宗の時代に「金屋孫兵衛」の屋号で西本願寺前に寺院用扇子の店を開業したという。大好きな時代劇『暴れん坊----』の時代から続いているとは!!
様々なタイプの扇子があって迷いますが、そこは店員さんが丁寧に教えてくれます。海外の友人にストーリーを語りたいから、どうしても目が行くのが京都にゆかりの深いもの。西陣織や黒谷和紙の素材のものもいいなあ。京友禅の柄のものもいいなあ。
そんな中、目に留まったのが「黄櫨染」。弘仁11年(820年)に天皇が晴の儀式に着用する「袍の色」と定められ、天皇以外は用いることができない「絶対禁色」とされましたもの。禁色の規制が緩和された現代でも天皇以外着ることが許されないのだそうです。しかも、この扇子は、太陽の光によって色が変化し、陰影と立体感が浮き出てくるとのこと。
海外の方にとってもわかりやすいストーリーと、京都の暑い夏の太陽の下で使っていただくのにもぴったり!ということで、今回はこれ!レーザーでネームも入れてくださいました!
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