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知恵の経営、元気印、経営革新、チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。
(2023年11月1日、ものづくり振興課 足利・石飛)
DeepForest Technologies 株式会社(京都市左京区)(外部リンク)では、ドローンやAIを駆使した森林計測業務とJ-クレジット関連業務を受託するともに、関連するソフトウェアを林業事業体、ドローン計測会社向けに販売されています。森林研究とドローンとAIの3つの専門技術を組み合わせたサービスを安価で提供されており、Jクレジットの活用まで可能な分析サービス(DF LAT)を今年10月に開発されました。
森林計測業務では、ドローン撮影、データ処理、森林情報解析を行います。(樹齢は既存データを活用・照合)
J-クレジット関連業務では、レーザードローンの飛行から解析業務までを担うことができ、J-クレジットに必要なモニタリング方法に則ったデータを納品できるとのこと。
DF Scannerは、レーザードローンと一般的なデジタルカメラを搭載したドローン、どちらのデータも使うことができ、オルソ画像・DSMデータなどから解析を行うことができます。内部にはAIを用い、各樹木の検出、樹種識別、樹高・DBH・幹材積推定を世界で初めて各樹木単位で一元的に解析可能にしています。特に樹種識別はスギ・ヒノキだけでなく、モミやアカマツなどの針葉樹やコナラ・ブナなどの一部広葉樹など計60種ほどのデータベースを元に識別が可能です。
DF LATは、レーザードローンで取得した点群データから詳細な地形図や樹冠高データなど、森林解析用のデータ生成を行うソフトウェアです。市販のレーザードローンのデータから、樹木の下の地面部分の検出、5cm解像度のDSM・DTMの作成などが可能で、林内の作業道や微地形などを確認することができます。DF LATで作成したDSM・DTM・CHMデータを元にDF Scannerで解析することで、より正確な樹高や材積量の把握が可能となります。また計測要件を満たすことでJクレジット創出も可能です。
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