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(京都ものづくり部品相互融通プラットフォームの取組について紹介するページです)
カトーテック株式会社(京都市)の坂井代表取締役、管理部の榑林課長、生産部の吉村さんにお話をおうかがいしました。
--このたびは、「京都ものづくり部品相互融通プラットフォーム」において、部品を提供頂いたとお聞きしまして、誠にありがとうございました。
坂井)たまたま、以前に確保して使っていなかったものがあったものですから。
--大変ありがたいです。コネクタって、やはり代替が効かないものですか?
榑林)代替が効くもの、効かないもの、ケースバイケースですね。当社は基本的には受注生産ですから、大量に在庫を有しているわけではないのですが、日頃からよく受注いただくラインナップに関する部品は、ある程度予め調達しています。
--状況、どうですか?
坂井)今申しましたように、ある程度予め予測して調達してきましたので、今期はなんとか対応できているのですが、このまま部品不足が長引くと、今後は心配ですね。
--そうですか。
坂井)日々、吉村のいる部門では、インターネットも駆使して部品の情報を調べ上げ、榑林の部門では、これまでお付き合いのある分野だけでなく、全く新しい異分野も含めてコネクションを開拓して、備えていますが、やはり先行きは皆さん不安ではないでしょうか。
--そうですね。
吉村)インターネット調達などでは、値段も10倍、100倍になっているものもあります。
--中間業者やボットも暗躍している可能性もありますしねえ。
榑林)その点「京都ものづくり部品相互融通プラットフォーム」は、そういうこともなく、とてもありがたいです。
--?!
榑林)別の2種類のコネクタを、調達させていただたのです。
--そうでしたか!それは良かったです!!
榑林)ネット調達のような値段ではなく、たけびしさんから、普通に正規の値段の見積もりをいただきまして、大変ありがたいです。
--それは良かったです!
吉村)日々、たけびしさんから、いろんな情報が届くのも、情報収集の面でも助かっています。
--良かったです。
坂井)逆に皆さんどうですか?
--コネクタもそうですけれど、特にICチップは替えが効きにくいので、深刻です。ICチップの変更はソフトウェアから書き換えねばなりませんし。
坂井)そうですね。当社も、今後は設計変更も視野に入れて、対応していくつもりです。ただ、日本の場合、設計人材の不足が以前から問題になっています。以前から、京都産業21事業継続・創生支援センターの「プロフェッショナル人材戦略拠点事業」(外部リンク)も利用させていただいていますが、人材確保は引き続き鍵となってきますね。
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