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京都府の人工林の約8割が利用期を迎えており、森林の持つ災害の防止や水源のかん養等の働きを維持・向上させながら森林資源の循環利用を図る必要があります。
しかし、近年の木材価格の低迷や獣害対策に伴うコストの増加により、主伐・再造林が十分に進んでいません。「伐って、使って、植えて、育てる」を継続するには、主伐・再造林の低コスト化が求められます。
そこで、低コスト施業の有効性を林業事業体や森林所有者へ普及するため、小冊子「主伐・再造林の推進」を作成しました。
国の「森林・林業基本計画」(令和3年6月)においては、伐採から再造林・保育に至る収支のプラス転換を可能とする「新しい林業」を目指す取組を展開するとされ、ドローン等による苗木運搬、伐採と造林の一貫作業、低密度植栽、エリートツリー等を活用した造林コストの低減と収穫期間の短縮並びに新技術の導入等の取組が推進されています。
京都府では府有林において、令和2年度から一貫作業や早生樹植栽のモデル林造成試験を行っています。本書では、低コスト施業の現状、府有林での実績やコスト削減効果等をまとめました。また、低コスト施業に当たって活用できる補助事業の情報も盛り込みました。
主伐・再造林の実施にあたって、ぜひ御活用ください。
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