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先輩職員インタビュー
プロフィール
上杉 航大さん
職種
行政
入庁年度
令和元年度
経歴
令和元年度4月 中丹東土木事務所 用地課
令和4年度4月 こども・青少年総合対策室 現在
京都府職員を志望した理由を教えてください。
学生時代から公務員として働きたいと考えていました。市町村職員も魅力的でしたが、より幅広い分野の業務に携わりながら自分が生まれ育った京都府に貢献できる京都府職員を志望しました。
最初に配属されたのは、中丹土木事務所の用地課です。それまで土木等に関する勉強をしてきたことがなかったのでいったいどんな仕事なのか全く見当もつきませんでしたが、先輩が丁寧にフォローしてくれたので安心して仕事に取り組むことができました。その次の配属先である、こども・青少年総合対策室で京都府立青少年海洋センター 「マリーンピア」の管理業務等に携わることになりました。想像を超える業務の幅広さに驚きを覚えるとともに、日々新しい経験を積める京都府職員の仕事にワクワクしています。
現在、担当されている業務について教えてください。
令和5年度からは、こども・青少年総合対策室の予算・決算を担当しています。同室には、子育てに温かい気運の醸成や婚活支援などを担当する「子育て環境推進係」、産後ケアや不妊治療などの母子保健に関する「母子保健係」、保育所等や保育士などに関する「保育・子育て支援係」、青少年の健全な育成に関する「青少年係」があります。私は、これら4つの係の予算・決算担当として、各係の要求の取りまとめを行っています。国の政策の変更や社会情勢の変化に対応して調整を行うのも重要な仕事です。補正予算協議が行われる前の調整業務なども行っています。
ある1日のスケジュール
時間 |
業務 |
内容 |
---|---|---|
8時30分 |
出勤 |
|
8時30分 |
メール確認 |
メールの確認 |
9時00分 |
作業・作業依頼 |
メールの内容に応じ作業・各係へ作業依頼 |
10時00分 |
協議・ヒアリング等 |
懸案事項等の協議やヒアリング |
12時00分 |
昼休み |
午後に向けてのエネルギーチャージ |
13時00分 |
資料等作成 |
作業依頼のとりまとめや懸案事項等の協議に基づいて資料を作成 |
15時00分 |
協議・ヒアリング等 |
懸案事項等の協議やヒアリング |
16時00分 |
依頼内容の回答 |
メールや電話での作業依頼等に対して回答 |
17時15分 |
退庁 |
休日や退庁後の過ごし方
休日は家族と楽しく過ごすことが多いですね。あとは、京都府庁サッカー部に所属しています。試合や練習でリフレッシュしています!
これまでの業務で最も印象に残っている仕事は何ですか。
青少年係在籍時に携わった「赤ちゃん運動会」が最も印象に残っています。イベントの企画自体初めての経験だったこともあり、どうやって企画や調整を進めていけばよいか、正直戸惑うことも多々ありました。ですが、上司が丁寧にサポートをしてくれたおかげもあり、無事に開催できたときは達成感を得られました。当日は参加していただいた赤ちゃんや保護者の皆さまの笑顔や歓声に包まれていたことや、大多数の方から「よかった」と反響があったことを、今も強く覚えています。
また今の仕事は、人と人の間で調整することが多く、様々な立場の方とのコミュニケーションを求められます。正確な意思疎通を行うためにも言葉のズレがないように意識することを心がけています。
仕事をする上で心がけていることやポリシーを教えてください。
日々どん欲に学び、常に向上心を持つことを大事にしています。なかでも頼れる上司や先輩の方々の仕事から学ぶことは本当に多いです。特に調整業務のスキルとして求められるコミュニケーションについては、ある先輩が相手の方と何度もやり取りを交わして認識のすり合わせを行っている姿が印象的でした。コミュニケーションの絶対数を増やすことで、相手の方との認識のズレを解消し、円滑な進捗につなげているのはさすがだと思いました。私も先輩の姿をマネして、相手の方とのコミュニケーションの数を増やすことを意識しています。
上杉さんは、現在2歳と0歳の子どもさんがおられますが、育児休暇は取得されましたか。
はい。育児のために休暇・休業を取得しました。特に、2人目の子どもが産まれた時は上司が「育児休業は取得しないの?」と尋ねてくださいました。「いつ取得しても大丈夫だから」と仰っていただいたので安心して取得することができました。周囲でも取得する男性職員が増え「育休を取得することは当たり前」という雰囲気ができているように思います
子育ては大変なこともありますが、子どもの笑顔や日々成長していく姿を見ることができ、毎日の活力に繋がっています。今後も、仕事と育児を両立しながら生活することを心がけたいです。
受験者に向けたメッセージをお願いします。
現在入職して5年目ですが、これまでに用地買収や施設管理、イベントの企画・運営、予算協議の調整など様々な業務に携わってきました。幅広い分野で活躍したいと思い、京都府職員になりましたが、想像以上の幅広さに驚きつつ日々楽しく仕事をしています。色々なことにチャレンジしたいという方には、京都府職員はぴったりなのではないでしょうか。これを読んでいるあなたも、京都府職員として様々な業務に携わってみませんか。
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