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先輩職員インタビュー
プロフィール
徳永 あいさん
職種
行政
入庁年度
平成29年度
経歴
平成29年4月 福祉・援護課(現 地域福祉推進課)
令和2年4月 京都府立医科大学事務局 総務課
令和5年4月 総合政策室 現在
京都府職員を志望した理由を教えてください。
幅広い様々な分野に携わることができ、広域自治体としてマクロとミクロの両方の視点から仕事をすることができる点と、生まれ育った京都で働き続けることができる点に魅力を感じたからです。京都府は南北に長く、地域によって様々な環境や文化があります。大学生の時、説明会でそういった話を聞いて興味を持ち、京都府全体をもっと知りたいと思いました。
現在の仕事内容についてお聞かせください。
年間を通して、係全体で京都府総合計画のマネジメントを行っています。その中で私は、総合計画のマネジメントの一環であり、数値目標にも活用している「京都府民の意識調査」を担当しています。
この調査は、府内在住の満18歳以上の府民5,000人を対象に、毎年5月~6月に実施しているものです。既存の統計資料では測定できない「子育てのしやすさ」「働きやすさ」といった府民の生活実態を図り、府政運営の方向性が府民の意識とかけ離れたものになっていないかを点検することに活用しています。
現在、担当されている業務で一番印象に残っている仕事は何ですか。
意識調査に対する府民の方々からのお問合せに対応した時のことです。いただくお電話のほとんどは締切日などに関することだったのですが、中には、この設問にはどういう意味があるのか? 府政にどう生かされるのか? といった、内容に踏み込んだものもありました。
現在の仕事は庁内の調整が多いので、そういった府民の方々の「生の声」を聞く機会がほとんどありません。普段から「府民目線で働く」ことを心がけてはいるのですが、日々業務に取り組む中で、その意識が疎かになっているときもありました。しかし、お問合せの対応をしたことで初心に返り、改めてその意識を心に刻むことができました。
ある1日のスケジュール
時間 |
業務 |
内容 |
---|---|---|
8時30分 |
出勤 |
|
8時40分 |
メール確認 |
メールやスケジュールの確認 |
10時00分 |
業者との打合せ |
業務を委託している業者との打合せ |
11時00分 |
資料作成 |
打合せの内容や午後からの係会議の資料をまとめる作業 |
12時00分 |
昼休み |
|
13時00分 |
係会議 |
総合計画のマネジメント方針に関する会議 |
15時00分 |
資料作成・その他作業 |
総合計画実施状況報告書や、その他業務に関する資料作成 |
17時15分 |
退庁 |
退庁後は自分の趣味等に時間を使います |
休日や退庁後の過ごし方
パンが大好物なので、休日はパン屋巡りをしたり、学生時代から続けているトランペットの練習に行ったりしています。
仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
難しいと思うような業務や、未知の分野であっても、自ら興味を持ち、学ぼうとすることです。それを強く意識したのは、京都府立医科大学事務局に所属していた時のことです。附属病院で働く医療技術職員さんの採用試験などを担当していたのですが、やはり病院がありますので、内部で打合せを行うと医療用語や専門的な話が出てきます。最初は戸惑いましたが、現場で働く医療従事者の方々と同じ目線に立つために、医療現場のことや採用のことについて自分なりに勉強に励みました。結果、採用試験を滞りなく終わらせるだけでなく、現場で働く方々からの対応もより温かくなったように感じました。
京都府では数年ごとに異動ということも珍しくありませんが、どのような業務・分野であっても自ら興味を持ち、学ぼうとする姿勢をもつことが、働きやすさにつながるのではないかと感じています。
受験者に向けたメッセージをお願いします。
京都府の仕事はとても幅広いです。これまでの人生では携わることがなかった分野や、接する機会のなかった人にも出会うことができるので、仕事を通して新たな自分の得意分野や好きなことを発見できるかもしれません。
受験勉強は大変だと思いますが、楽しみながら頑張ってください。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
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