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中山間地域では、自然的・経済的・社会的に他の都市近郊地や平地に比べて条件が不利なことから過疎化・高齢化とともに、農業の担い手の減少、耕作放棄地の増加が進んでいます。中山間地域は流域の上流部に位置することから、中山間地域の農業・農村が持つ水源かん養、洪水の防止、土壌の浸食や崩壊の防止などの多面的機能によって、下流域の都市部を含む多くの住民の財産、豊かな暮らしが守られています。このため、耕作放棄地の増加などによって多面的機能の低下が特に懸念される中山間地域において、農業生産の維持を図りながら、多面的機能を確保することを目的に、平成12年度から「中山間地域等直接支払制度」が全国的に実施されています。
令和2年度からは、第5期対策(R2~R6)が開始されるとともに、農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律に基づく日本型直接支払制度の一つとして実施されています。
農林水産省(外部リンク)中山間地域等直接支払制度の全国の状況等がご覧いただけます。
近畿農政局(外部リンク)中山間地域等直接支払制度の近畿の状況等がご覧いただけます。
与謝野町の農村風景(稲木干し)
宮津市養老地区
京都市右京区越畑地域
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