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在京勤中公事日誌
「在京勤中公事日誌」 京市中取締同心日誌
鳥羽伏見の戦いが終わった直後、慶応4(1868)年1月7日の記事です。戦いに敗れた新選組隊士が逮捕され伏見墨染の牢獄に投獄されたことを記しています。
これを記したのは、幕府組織が廃止された後、町奉行所にかわり京都・伏見の市中取締にあたった篠山藩の同心です。彼は戦いの情況偵察に出かけ、新選組が守備していた伏見奉行所の出火の様子や、敗戦後の多くの死体等を目撃しています。
<解読文>(関係箇所解読文)
一 同七日長州より新撰組壱人歩兵六人差渡し申付、右ニ付
  罷越、一応聞糺之上、墨染牢獄江入置