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人のうわさ
「人のうわさ」
慶応4(1868)年4月25日に江戸板橋で斬首された近藤勇の首が、わざわざアルコール漬けにされて京都に運ばれ三条河原で晒された時に掲げられた制札の写です。
この制札は、瓦版にもなり多くの人が目にしたことでしょう。
<解読文>(左頁全文解読文 次頁まで含む)
閏四月八日朝より川原三条大橋より半町計
南手ニ梟首製札之事

元新選組近藤勇事 大和
此もの兇悪之罪迹あまた有之上、
此度甲州勝沼・武州流山両所ニおゐて
官軍ニ敵対セし段、大逆たるニよつて
如此令梟首もの也
閏四月
但し首台之端ニ紙ノボリ有之
左ニ記し
新選組
元近藤勇事 大和