平成31年度第1回「京都丹波ビジョン懇話会」を開催しました。
日時
平成31年4月19日(金曜日)10時00分~11時40分
場所
南丹広域振興局亀岡総合庁舎第2~4会議室
出席者
京都丹波ビジョン懇話会委員(8名)
結果
- 京都丹波の3つの強み(食、自然・歴史文化、スポーツ)を具体的施策に取り込んだものとなっており、横断プロジェクトは了承。
- 本日の意見も踏まえ、中間案のさらなるブラッシュアップを図る。
概要
1.新南丹地域振興計画(新京都丹波ビジョン)の中間案について
企画振興室長から、新南丹地域振興計画の骨子及び中間案並びに新総合計画の骨子について、資料により説明。
2.意見交換(委員からの主な意見等)
【計画全般】
- 実効性のある計画にするため、市町の計画と整合性が図られるよう、十分に協議しながら進めていただきたい。
- 各施策の「基本的な考え方」の中で、目指す姿や方向性について明確にした方が、その後の「具体的な施策」が読みやすくなる。
- 行政主体で課題解決を進めていくように読めるので、住民参画のもと両輪で進めることを強調してほしい。
【施策の基本方向】
<観光振興・地域活性化>
- 京都丹波のブランド化をどのような戦略で進めていくのか。もう少し具体的に描いてほしい。
<産業振興・環境保全>
- 資源循環型林業を進めるため、薪ストーブの利用が増えている。再生エネルギーの活用やエネルギー自給率の向上は「森の京都」の柱の一つであり、計画で触れておく必要がある。
- 森の活用について触れているが自然保護も重要。また、文化財についても保全行政の意識をしっかり持って取り組んでほしい。
<移住・定住>
- 子育て体験は、イベントだけでなく学校の授業の中でスタンダードにやることが必要。これを中高生の間に一度は体験できるようにすれば「子育て環境日本一」の言葉が生きてくる。
- 住民が地域に誇りを持つことは、地域活性化の一翼に繋がっていくので、そういった視点での書き込みが必要。
<安心・安全>
- インバウンドについて触れられているが、言葉の問題や時刻表が読めないなど、他に様々な問題があり、もう少し施策を考える必要がある。
- 荒廃林や老朽ため池の管理の最終責任は市町にあるため、市町と連携をとりながら進めてほしい。