南丹広域振興局

ここから本文です。

トコジラミ対策について

トコジラミとは

シラミと名前が付きますが、シラミの仲間ではなく、カメムシの仲間です。ナンキンムシと呼ばれることもあります。最も小さな幼虫は、1ミリメートルほどの大きさです。成虫は、5~8ミリメートルの大きさです。雌成虫、雄成虫、幼虫とも吸血します。トコジラミが吸血すると腹部は、膨らみ、吸血した血液のために赤黒くなります。

針のような口で人を吸血します。人が寝静まった頃にすき間などから出てきて吸血します。主に、寝ている人の肌の露出している部分を吸血します。

人や物資の移動による海外からの持ち込みや、殺虫剤がきかない抵抗性トコジラミの発生、またトコジラミを知らないといった知識不足からの対応の遅れなど、様々な要因から近年被害が増加しています。

不特定多数の人が長時間利用する旅館等の施設で被害が見られており、最大限の注意が必要です。

トコジラミの生息場所

  • トコジラミは、狭く暗い場所を好み、昼間や部屋が明るい時には隙間に潜んでいます。

<潜み場所>
 畳・カーペットの裏・隙間
 カーテン・ブラインドの折り目・縫い目
 布団・枕のマットレスの縫い目・隙間
 家具の隙間など

トコジラミが潜む場所には血糞(黒いゴマのようなもの)や卵、死骸等が見つかるようになります。

トコジラミは部屋を清潔に保っていても、一度侵入すると繁殖する恐れがあります。

トコジラミの被害を防ぐには

早期発見・早期駆除をすることが大切です。生息しやすい場所に血糞があったり、 トコジラミを見つけた場合は、被害の拡大を防ぐため、技術、知見を持つ専門業者 に調査、防除を依頼しましょう。

 

 

お問い合わせ

南丹広域振興局健康福祉部 南丹保健所

南丹市園部町小山東町藤ノ木21

ファックス:0771-62-0451

nanshin-ho-nantan-kikaku@pref.kyoto.lg.jp