南丹広域振興局
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「西の鯖街道」(国道162号他、福井県高浜町、おおい町、京都府南丹市美山町、京都市右京区京北)は、平成22年11月11日、近畿風景街道協議会において日本風景街道に登録されました。
「日本風景街道」とは、郷土愛を育み、日本列島の魅力・美しさを発見、創出するとともに、多様な主体による協働のもと、景観、自然、歴史、文化等の地域資源を活かした国民的な原風景を創成する運動を促し、地域活性化、観光振興に寄与し、これにより、国土文化の再興の一助となることを目的とする取組で、平成19年9月から登録が開始され、平成22年11月11日現在、全国で120のルートが登録されています。
青葉山(所在地:高浜町)
福井県と京都府の境に位置し、標高693m、『若狭富士』とも呼ばれる秀峰です。
長い間、入山が制限されていたことから、北限や南限といわれる植物も見られるなど種類が豊富な学術的にも貴重な山です。福井県側からは登山道も整備されており、関西等から日帰りのトレッキングコースとしても人気があります。
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明鏡洞(所在地:高浜町)
明鏡洞は、明徳4年に足利義満も立ち寄ったと伝えられる、高浜八穴の中でも一番大きな海食洞です。長い時を経て、日本海の荒波がつくりあげた洞窟を通して見える水平線が、鏡に映った別の景色のように見えることから名づけられました。夜には、水平線に漁火が灯り、よりいっそう幻想的な情景が広がります。
城山公園(所在地:高浜町)
室町時代に築城されたといわれる、高浜城跡の公園です。明鏡洞など、さまざまな海食洞穴があり、奇岩・奇勝の公園として知られています。特に美しいのは、春。淡いピンクの桜の花がいっせいに開いた風景は格別です。
きのこの森(所在地:おおい町)
「きのこ」の形をした高さ30mのきのこタワーからの眺めは最高!一面に芝生を敷きつめた多目的広場をはじめ、ちびっこがワクワクするような遊具(ビッグスライダー等)も揃っています。
また、きのこものしり館は日本でも珍しいきのこだけの博物館。「食旬坊」ではバーベキューも楽しめます。陶芸館や炭焼小屋もあって、何度でも足を運びたくなるコミュニケーション空間です。
暦会館(所在地:おおい町)
陰陽師安倍晴明の子孫にあたる土御門家が3代にわたり、名田庄の地に移り住み、天文暦学の道場を開いたことから、暦会館が建設されました。全国でも珍しい暦と天文学に関する資料館で、約1000点の展示物があります。
ふりーくおおまる(所在地:南丹市美山町宮脇篠田)、営業日:土曜、日曜、祝日のみ
地域の農家が愛情を込めて作った新鮮な野菜を販売!旬の味も楽しめます(夏は美山川の鮎の塩焼き)。美しい美山川を一望できます。
やまざと市(所在地:南丹市美山町板橋)、営業日:日曜
生産者の対面販売による安心感。単なる経済活動だけではなく、心の通い合うコミュニケーションによるあたたかい雰囲気を大切にしています。
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美山かやぶきの里(所在地:南丹市美山町)
若狭街道沿いに開けた美山町には独特の建築物や文化が伝わっています。そのひとつがかやぶき屋根の家。北地区に存在する50棟の家屋のうち、38棟がかやぶき屋根で、寛政8年(1796)築の最古の家をはじめ、江戸時代に建てられた18戸はいずれも北山型の入母屋造りの民家です。三方を囲む山、清らかな由良川の流れがうまく調和し、農村の原風景を形造っているこの地域は、平成5年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
京都府景観資産にも登録されています。
詳しい内容:美山かやぶきの里・北村ホームページ(外部リンク)
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常照皇寺(所在地:京都市右京区京北井戸町)
貞治元年(1362年)に光厳法皇が開かれた、臨済宗天竜寺派の禅寺です。京都府歴史的自然環境保全地域に指定されています。四季折々に美しく、国の天然記念物である「九重桜」をはじめ、御所から株分けしたといわれる「左近の桜」、一重と八重が一枝に咲く「御車返しの桜」など桜の名木があり、観桜期には大変な賑わいをみせます。
滝又滝(所在地:京都市右京区京北細野)
北山杉と清流の里細野地区にある滝又滝は、一望絶壁の岩々から水滴がほとばしり、約20メートルに及ぶ滝の眺めは壮観です。春はツツジ、夏は木々の緑、秋は紅葉、冬はつららが彩りを添え、地域の人々にも親しまれています。滝の名は織田信長の甥の十界因果居士が命名したといわれています。
お問い合わせ
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ファックス:0771-62-3494