紙本金地著色 「吉野山図」 (最福寺 南丹市)
(宗教法人)最福寺(さいふくじ) (南丹市)
紙本金地著色(しほんきんじちゃくしょく)
「吉野山図(よしのさんず)」修理
本図が、最福寺に伝わった由来は不明であるが、図には、金雲の中に大峰山をはじめ奈良・吉野の風景や、沿道の人々の表情が豊かに描かれており、江戸初期の狩野派の絵師の手によるものと推定される。
本紙の割れ、破れ、虫害による損傷が目立ち、後世の補修によるものと見られる傷みもあるため、現状を回復するための修理に対して助成を行った。(平成17年度)
六曲一隻 屏風寸法、丈 169.6cm 幅 375.5cm
修理前
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