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禅定寺は、もとは天台宗の寺院として平安末期に創建されたが、戦国時代に伽藍を焼失した。その後、延宝8年 (1680) に、曹洞宗の中興の祖である月舟宗胡禅師を迎え復興した。本図は、宝永4年 (1704) に描かれ、通常の禅僧図とは異なり、正面から描く黄檗様である。縦109.6cm、横41.3cmの掛軸。
本紙の虫蝕、のりの剥離、折れ等により取扱いが危険なため、現状を回復するための修理に対して助成を行った。(平成16年度)
(写真:左)修理前 (写真:右)修理後
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