更新日:2025年12月19日

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令和7年度メカトロニクス科トピック

12月-DECEMBER-

 (1年生・2年生)全日本ロボット相撲決勝大会

10月の近畿地区予選で上位入賞したメカトロニクス科1年生1チーム、2年生1チームが12月6日(土曜)、7日(日曜)に東京・両国国技館で開催された全日本ロボット相撲決勝大会に出場しました。

海外公認大会の上位19カ国107チームと国内各大会の上位228チームの合計335チームが自立型、ラジコン型に分かれます。今年からはさらにそこから3Kg級と500g級の重さのロボットに分かれて世界一位を競います。

メカトロニクス科では3Kg自立型で「弁慶」チームがベスト16、「長安」チームがベスト32に入りました!!

国内外で約8万人の参加者がいる中でのベスト16と32はすばらしい成績だと思いますが、来年はさらに上を目指していきます!!

<全日本ロボット相撲大会の会場風景>
全日本ロボット相撲決勝大会会場の様子 全日本ロボット相撲決勝大会試合の様子1
全日本ロボット相撲決勝大会試合の様子2 全日本ロボット相撲決勝大会出場メンバーの写真

 

11月-NOVEMBER-

 (2年生)修了製作進行状況

2年生が現在取り組んている修了製作の進行状況を確認するため、11月27日(木曜)に中間発表を行いました。各班ともメインの仕組みはできてきましたが、まだまだ完成には時間がかかりそうです。

写真の装置は、ボタンを押して同じ絵柄を揃えるスロットゲームです。回転させて止めるところまではできているので、これから演出と得点の集計、メダルの払出しなどの仕組みを作っていく予定です。

製作途中のスロットゲーム

 (1年生)シーケンス制御の授業が始まりました

1年生は、11月からシーケンス制御の授業が始まりました。

最初はスイッチを押すとランプが点灯するといった簡単な回路から、だんだんと複雑な回路へと進み、それと同時に配線の加工方法も学んでいきます。

現在は配線だけで組み上げる回路を製作しており、今後はパソコンでプログラムを作成し、より複雑な動きをする回路をつくっていきます。

<シーケンス制御の実習>
製作途中の早押しボタンの回路 シーケンス制御で使用する機材

 

10月-OCTOBER-

 (1年生・2年生)2台のロボットが決勝大会進出!!

1年生、2年生ともに10月26日(日曜)に大阪府で開催された全日本ロボット相撲大会近畿地区予選に出場しました。

熱戦を勝ち抜き1年生と2年生各1台ずつ2台のロボットが上位に入賞し、12月6日(土曜)、7日(日曜)に東京・両国国技館で開催される決勝大会に出場することとなりました。

決勝大会では、海外大会での上位入賞者や国内の各地区予選上位入賞者と戦い世界一を目指します。

<全日本ロボット相撲大会近畿地区予選>
メカトロニクス科訓練生同士の試合 決勝大会出場の2チーム


 (1年生)第二種電気工事士(国家試験)筆記試験

1年生は、10月4日(土曜)に第二種電気工事士(国家試験)の筆記試験を受験しました。昨年(2年生)は、合格率が全国平均55.9%の筆記試験に全員合格しているので今年の1年生の結果にも期待したいと思います。

これからは12月に行われる技能試験に向けた練習に取り組みます。

電気工事士筆記試験直前の様子

 

8月-AUGUST-/9月-SEPTEMBER-

 (2年生)大会へ向けてのロボット製作

2年生は、10月26日(日曜)に行われる全日本ロボット相撲大会近畿予選突破を目指してロボットの製作を日々行っています。

頭で考えているものを形にするのはとても難しく、実際に設計や加工を行うと、上手くいかないことも多くあります。そのたびに仲間と意見を出し合い、設計の変更や修正を行いながら自分の理想の形に近づけていきます。

機体が組みあがったら、校内で実戦形式の練習試合を重ね、細かい調整をしていきます。

<ロボット製作実習の様子>
ロボット相撲大会にむけた練習試合の様子 大会で使用するスピード型ロボットの写真
練習試合 スピード型のロボット

 

 (1年生)第二種電気工事士試験(国家試験)対策

1年生はCADの試験が終わると、最後の目標資格となる第二種電気工事士(国家資格)の試験に向けての勉強が7月中頃からスタートしました。

資格を取得するには、筆記試験と実技試験の両方に合格する必要があります。

まず筆記試験が先に行われるため、出題内容である電気工事を行うための法令や、工具、材料の種類、電気計算などを一通り学びます。その後、試験対策として過去問題を解きながら実力をつけていきます。

10月4日の筆記試験合格を目指し、勉強に励んでいます。

<第二種電気工事士試験対策>
筆記試験対策の授業の様子
筆記試験対策の授業
実技試験対策の作業の様子1 実技試験対策の作業の様子2
実技試験対策の授業

 

7月-JULY-

 (2年生)ロボット製作と就職活動

2年生は4月からロボットのプログラムや強くするためのアイデアを出してきました。7月に入り自分の理想とする形が決まったので、大会に出場するロボットの設計、加工、調整をもう一度改めて行います。

10月26日に行われる全日本ロボット相撲大会近畿予選突破を目指して、ここからが本格的な製作のスタートです。

また、並行して就職活動も行っており、指導員との個別面談を重ねて、働きたい地域や分野を絞り込んでいきます。希望する企業が決定すれば、まず見学、その後面接練習、そして本番の面接へと進み、早ければ夏休みまでに内定が決まります。

<ロボットの加工と組立>
NC工作機械の写真 ロボットの組み立て作業の様子
NC工作機械 組立作業

 

 (1年生)CAD利用技術者試験

1年生は4月から勉強してきた機械製図やCADに関する資格試験を受験しました。

ものづくりにおいて図面を読む・書くといったことはとても大切なことなので、最初に学んでいきます。8月からの第2期以降もこのCAD技術を利用し、3Dプリンターによる部品加工や簡単なロボットの設計を行う予定です。

<CAD試験当日>
CAD試験当日の様子

 

6月-JUNE-

 (2年生)製造ラインを作るFA実習

2年生の前期の授業はロボット製作が中心ですが、材料力学の学科や、FA(ファクトリーオートメーション:工場の自動化技術)の実習なども行っています。

FA実習では、製品を移動するコンベアやモータ、ハンドリングロボットなど、自動化装置の仕組みをよく考え、各種センサーや制御装置と接続し、プログラムによって制御します。また、空気の圧力を利用した機器も組み込み、製造ラインを作っていきます。

<FA実習作業>
ファクトリーオートメーション実習の様子


 (1年生)機械加工実習

メカトロニクス科では、ロボットのパーツを作るうえで必要な金属等の加工方法や測定の仕方について1年次の5月から勉強しています。

大型の機械を使い、金属の塊から図面に沿って加工するのはとても大変なことです。とくに1/100mmという日常生活では気にすることのない精度で加工を行うため、みんなとても苦労していました。

機械加工実習では、図面の読み方や様々な機械を用いた加工方法を1年間(週1~2回)学び、考えたものを形にするための技術を身に付けていきます。

<機械加工実習>
旋盤加工で加工した金属棒

 

4月-APRIL-/5月-MAY-

 (2年生)ロボット相撲初めの一歩

2年生は、4月からロボットをC言語で制御するプログラム実習を行っています。そこから1年生のときに作った部品を使いロボットを組み立てていきます。

今回は、自分たちで考えた武器や機構を取り入れたロボットを製作し、そのロボット同士で相撲をする練習試合をクラス内で行いました。ここからロボット相撲大会出場に向けての製作が始まります。

<ロボット相撲の練習試合の様子>

 

 (1年生)メカとトロを学んでいます

4月11日(金曜)に入校した1年生は早速“メカ”“トロ”を学び始めました。

“メカ”とはメカニクス(機械工学)のことで、週に1度機械加工の実習があり工作機械の使い方を学んでいます。
また、“トロ”とはエレクトロニクス(電子工学)のことで、こちらも電子回路の実習があり、回路の組み方や測定の仕方を学んでいます。

どちらも難しそうと思われるかもしれませんが、入校生のほとんどが初心者なので授業も少しずつ進んでいきます。

<機械加工と電子回路の実習風景>
機械加工実習 電子回路実習

 

5月には、最新のロボット技術などを学ぶためインテックス大阪に野外訓練に行きました。1年生は緊張もあり、入校してから会話も少なかったのですが、野外訓練ではみんなでいろいろ話しながら見学していたので、良い経験になったと思います。

<野外訓練の集合写真>
野外訓練の集合写真

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