ここから本文です。

記憶とつなぐある写真家の物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若年性認知症の当事者がその持てる能力を発揮して活動する姿を伝え、他の当事者の社会参加の促進や意欲喚起を目指すと共に、府民や企業などへ、広く若年性認知症の当事者の社会参加に対する理解と協力を求めるため、若年性認知症啓発イベント「記憶とつなぐある写真家の物語」を開催しました。

日時

令和4年3月15日(火曜日)から20日(日曜日)まで

会場

京都市京セラ美術館 本館北回廊1階(京都市左京区岡崎円勝寺町124)

内容

写真展「記憶とつなぐ ある写真家の物語」

若年性認知症当事者で写真家としても活動されている下坂厚さんの認知症発症前から現在までの写真を展示し、写真表現や活動の変遷などを通じてひとりの若年性認知症の当事者の生き方をご紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「記憶とつなぐある写真家の物語」デジタルカタログ

写真展「記憶とつなぐある写真家の物語」の展示作品がデジタルカタログでご覧になれます。

「記憶とつなぐある写真家の物語」デジタルカタログはこちら

ギャラリートーク

下坂厚さんとゲストとのギャラリートークを開催しました。

3月18日(金曜日)ゲスト:松村和彦氏(京都新聞 編集局写真部 記者)

3月19日(土曜日)ゲスト:南博史氏(京都外国語大学教授)

啓発コーナー

認知症の方の就労や社会参加を支援する2つの取組の紹介コーナーや認知症のご本人が出演し、自らの思いについて語る映像を流す映像コーナーを設置しました。

Sitteプロジェクトの紹介

京都市西院デイサービスセンターで取り組まれている「Sitte プロジェクト」を紹介

 

 

 

 

 

 

 

作業工房の紹介

宇治市にある京都認知症総合センターの常設型認知症カフェほうおうで取り組まれている「作業工房」を紹介

 

 

 

 

 

 

 

映像コーナー

認知症の人からのメッセージ(厚生労働省HPより)

 

 

サイドイベント「認知症の方のはたらくを考える」

認知症にやさしい異業種連携協議会において「認知症の方の就労支援」をテーマにビジネスアイデアの検討を行っているチーム(チームリーダー:綜合警備保障株式会社)が、企業と認知症の方のマッチングを目指し、企業に向けて認知症の方の就労・社会参加の現状などを伝え、協力者を募るイベントを開催しました。このイベントには、認知症の当事者4名がスタッフとして参加しました。

日時

令和4年3月18日(金曜日)15時から16時まで

会場

京都市京セラ美術館 本館北回廊1階

内容

講演

若年性認知症と診断された人のその後の生活に伴走するために

京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学 教授 成本 迅氏

事例報告

1.sitteプロジェクトの取組のご紹介
講師:高齢者福祉施設 紫野 施設長 河本 歩美氏
京都市西院デイサービスセンターで取り組まれている「Sitteプロジェクト」について報告がありました。デイサービスセンターの利用者による「はたらく」活動(企業と連携した商品づくりなどを行い、その謝礼を受け取ること)が社会参加活動となっています。

2.作業工房ほうおうの取組のご紹介
講師:京都認知症総合センター 桝村 雅文氏
宇治市の京都認知症総合センターカフェほうおう(京都認知症総合センター内)で開催しているプログラムについて報告がありました。認知症本人が中心となり、オーダーメイドの 木工作品などを受注・製作し、社会 参加や対価を得る活動にも繋げています。

3.認知症当時者の就労支援活動の事例紹介
講師:綜合警備保障株式会社 羽生 和人氏

若年性認知症啓発イベント「記憶とつなぐある写真家の物語」では、京都の認知症当事者4名がスタッフとして参加しており、その経過について報告がありました。

 

 

 

 

 

 

 

実施主体

主催

京都府

共催

社会福祉法人京都福祉サービス協会、社会福祉法人京都悠仁福祉会京都認知症総合センター、認知症にやさしい異業種連携協議会

協力

南 博史(京都外国語大学 教授)

森木礼子(NPO法人フィールドミュージアム研究所)

 

お問い合わせ

健康福祉部高齢者支援課地域包括ケア推進係
〒604-8418
京都市中京区西ノ京東栂尾町6京都府医師会館703
TEL:075-822-3562
FAX:075-822-3574
houkatu5@pref.kyoto.lg.jp