ここから本文です。
ホンマに?
※まんがはイメージです。マスクの着用など、感染対策を行いましょう
自宅にて、男性が電話を受ける
詐欺師:わたくし市役所の者ですが保険金の還付があります
お送りした書類は見ていただけましたか?
男性:書類?来てたかなぁ?
詐欺師:本当は期限が過ぎているのですが、○時までに手続きすれば支給できます
すぐに近くのATMに行けますか?
男性:わ、分かりました!
男性がATMに急いで向かう様子
詐欺師:急いでください 時間がありません
携帯電話で詐欺師の話を聞きながら、男性がATMを操作する様子
詐欺師:落ち着いて暗証番号を入力してください
男性:は、はい
POINT
役所や金融機関などはATM操作をお願いしません。
自宅にて、女性が電話を受ける
詐欺師:初めまして、○○病院のAと申します Bさんのお宅でしょうか
女性:息子がお世話になっております
詐欺師:実は、Bさんの緊急手術が必要なので すぐに2百万円必要なんです!
詐欺師が女性の自宅を訪問し、お金を受け取る様子
女性:よろしくお願いします
詐欺師:ご安心ください
本物のBさんから、女性が電話を受ける
Bさん:それ、オレじゃないよ!
女性:ガーン!
POINT
まずは、落ち着いて本人に確認の電話を必ずしてください。
詐欺師の口調が丁寧だとついだまされてしまうかもしれません。一見、親切な人には疑いを持ちにくいのが人間の心理。犯人はその心理を突いてきます。「いい人そうだから」と簡単に信用してはいけません。
詐欺被害に遭うと残念ながら、被害金がそのまま返ってくる可能性はほぼありません。巧妙化する特殊詐欺に、私たちはどのように対策すれば良いのでしょうか。
役所や金融機関がATM操作を電話でお願いすることはありません。役所の手続きはATMではできません。
どんな場合でも、警察官や金融機関職員がキャッシュカードを預かったり、暗証番号を尋ねたりすることはあり得ません。
送金記録が残らないレターパックなどで現金を送金させる手口が発生しています。どんな名目であれ「レターパック、宅配便で現金を送れ」は、100%詐欺です。
Point1
電話でお金の話が出たら家族や信頼できる人に相談
Point2
在宅中も留守番電話に設定
Point3
電話を一度切ってゆっくり考える
Point4
家族で合言葉を決めておく
[お問い合わせ]
消費者ホットライン
TEL:188(いやや)にお気軽にご相談ください
事例のような電話を受けたときは、110番通報をお願いします
お問い合わせ