第7回京都水道グランドデザイン検討委員会開催結果
1 開催日時
平成30年8月31日(金曜日)午後3時から5時
2 会場
京都ガーデンパレス2階「鞍馬」
3 出席者
委員
山田座長、浦上委員、越後委員、小倉委員、日下部委員、小林委員、藤原委員、村上委員
事務局
環境部長、公営企業管理監、公営企画課長ほか
4 開催結果の概要
下記について府(事務局)から説明を行い、意見交換を行った。
(1)「京都水道グランドデザイン」のスケジュール (資料1)
(2)「京都水道グランドデザイン」のパブリックコメント結果及び府の考え方 (資料2)
(3)「京都水道グランドデザイン」最終案について (資料3)
5 主な意見等
パブリックコメント結果及び府の考え方について
- (資料2 京都水道グランドデザインに対する意見募集の結果について<以下、()内同じ>の意見7に関して)水質検査について、登録検査機関から返ってきた検査結果を理解できる職員が不足していることが最大の課題である。
- (意見8,9に関して)「経営の効率化やアセットマネジメントによるコストの抑制」については、すでに職員がかなり削減されている状況で一層の効率化には限界がある。施設更新には多額の費用がかかり、アセットマネジメントは投資の平準化を目指すものであり、まだ余地があるという誤解が生じないように留意願う。
- (意見12に関して)府の考えの中で、「AIやIoT等新技術について積極的に検討すべき」とあるのであれば、スマートメーターの導入の動き等具体的な事例を入れるなど記載を工夫すべき。
- (意見18に関して)府県域を越えた連携について、府の考えの中で「重要な視点」とされているが、グランドデザイン本文において、積極的な表現とすべきではないか。
その他意見交換
- 知事・市町村長会議において、水道事業の状況を首長が共有したのは非常によい機会であった。市町村長の理解が重要であり、さらに知事が覚悟を持って取り組んでいくことが重要。
- 府は強力なリーダーシップを発揮して府内をまとめていくことが重要。
- 職員不足や技術継承は喫緊の課題であり、人材育成の基本方針の策定等、早期に取り組んでいただきたい。
- グランドデザインは、市町村ごとに細かくデータを出し、比較できるようにしている点がよいと思うので、市町村長に各自治体ごとの状況を提示するなど、データを有意義に活用いただきたい。
- 京都市も、府と連携して、府全体の水道事業を引っ張っていきたい。
- グランドデザインの内容を、府民にいかに理解してもらうかが重要であり、わかりやすい広報を心がけるべき。市町村による広報だけでなく、府も、様々な媒体を使って発信願いたい。
- グランドデザインが府全体の計画の中でも上位に位置づけられるよう、志高く取り組んで頂きたい。
6 添付ファイル