ここから本文です。
学名 Cynanchum atratum Bunge
分類群 種子植物
科名 ガガイモ科
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 絶滅危惧種II類(VU)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種C
(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
山野にはえる稀な多年草で、間人(永井かな1961の採集)以来標本は見られない。
茎は直立して40~80cm、葉は対生で細軟毛がある。花は5~6月、葉腋に黒紫色の数花をつける。花冠は5裂する。種子に白絹糸状の毛がある。
◎参照 原色日本植物図鑑草本I:No.511,改訂近畿地方の保護上重要な植物:No.1169,京都府草木誌:66頁
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸(東北部)。
◎府内の分布区域
北部地域、中部地域。京都府草木誌には四ッ谷の記録がある(竹内,1962)。
草地開発、土地造成、遷移進行。
小規模な草地の管理。
大陸系の草地生遺存植物と思われる。
執筆者:高木 俊夫
お問い合わせ
総合政策環境部自然環境保全課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4706
ファックス:075-414-4705