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学名 Lathyrus quinquenervius (Miq.) Litv.
分類群 種子植物
科名 マメ科
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種A
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近畿地方では京都府にのみ分布していたが姿を消してしまった。1964年亀岡市で採集されて以来情報がなく絶滅したと考えられていたが、2007年に京都府南部で確認された。
草地にはえる多年草。茎は3稜形で、幅1~2mmの2枚の翼がある。5~7月に紫色の蝶形花を開く。
※参照 原色日本植物図鑑草本II:No.205,日本の野生植物II:199頁,京都府草木誌:巻末写真
本州、九州、朝鮮半島、中国大陸、シベリア東部、アムール、ウスリー。
※特記事項 本種がはえているのは堤防の草地である。近年草刈りが行われなくなると、外来の草が大きく茂って小さい草は日陰になって消えていく。
執筆者:田中 徹
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