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京都府では、これまでから活断層調査やその結果等に基づく被害想定調査を行ってきているが、国等の活断層調査等の進展により、新たなデータが蓄積されてきたことなどから、被害想定の見直しについて検討を行ったところ、学識経験者から、より詳細なデータが必要とされたたため、平成14年度から活断層調査に取り組んでいる。
西山断層系亀岡断層(亀岡市)
・山麓側断層:過去の研究データにより推定されている位置とほぼ同位置である千歳町千歳周辺で断層の存在が確認された。
・盆地内断層:過去の研究データにより推定されている位置(河原林町集落の東縁)に加え、その西側の新たな場所(河原林町集落の西縁)に規模の大きな断層の存在が確認された。
・この断層の過去の活動については、約40万年前の地層を基準とすると約55mのズレを起こしていることから、千年あたりの変位量は約0.14mとなり、活動度はB級と評価されるが、具体的な活動時期まで特定するには至らなかった。
※ 活断層の活動度:活断層の活動の活発さを示す指標であり、千年あたりの変位量で評価されている。
・1 m以上 :A級
・ 0.1m以上1m未満 :B級
・0.1m未満 :C級
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