選定理由 |
外来種。近年北米から持ちこまれた種で、古い記録、標本は全くない。1996年に千葉市から記録されて以来、近年急速に分布を拡大し、現在は北は東北地方にまで侵入している。府内でもほぼ全域に分布を拡大した。今後の推移を見守る必要がある。 |
形態 |
体長3.5〜4.7mm程度。体色は淡黄褐色〜黄褐色、上翅に特有の黒色の4縦条を備える。一見したところイチゴハムシに似るが、前胸の背面中央部に無毛の平滑部を欠くので容易に区別できる。 |
分布 |
本州。
◎府内の分布区域
1998年の綾部市の記録を皮切りに、現在では京都市、宇治市夜久野町、福知山市、宮津市、舞鶴市等でも分布が確認されており、府内のほぼ全域に分布を拡大していると考えられる。 |
生態的特性 |
食草はブタクサ、オオブタクサ、オナモミのほか、ヒマワリ、キクイモの食害例も報告されている(滝沢ほか、1999など)。 |
その他 |
外来種 |