選定理由 |
京都では舞鶴市養老山のみに産し、これは分布東限と見られる。 |
形態 |
原色日本甲虫図鑑(IV)[保育社、1984]、第14図版、図9を参照。前胸はやや横長、背面後縁両側にはかすかな黄帯を備える。 |
分布 |
本州(西部)に局所的に分布。府内では舞鶴市養老山より記録された。 |
生態的特性 |
エゾエノキを食樹とすることが知られ、府内においても確認された。 |
生息地の現状 |
エゾエノキの自生地域における分布調査が望まれる。 |
生存に対する脅威 |
エゾエノキの消滅が直接的な脅威となる。 |
必要な保全対策 |
エゾエノキ自生地における環境保護あるいは積極的なエゾエノキの植栽による絶滅防止が望まれる。 |
その他 |
日本固有種 |