選定理由 |
近畿地方での分布南限。従来イブキヒメギスとされてきたものには複数種が含まれる可能性があり、分類学的な再検討が待たれる。 |
形態 |
体長19〜22mm。中型のキリギリス類。体色は、黒褐色。ヒメギスに比べて前翅後縁が丸い。 |
分布 |
従来イブキヒメギスとされてきたものには複数種が含まれているため、各分類群の分布実態は不明である。イブキヒメギス群は北海道、本州に分布し、兵庫県が西限。府内では、芦生から記録されているが、北部地域の山地に広範に分布している可能性がある。 |
生態的特性・現状 |
冷涼な山地の草原に生息。芦生は、京都大学付属演習林となっているので、現状を維持できれば問題ない。 |
その他 |
日本固有種 |