選定理由 |
北方系の種で、京都府は南限か。自然環境良好な地域に限定される種で、自然環境の良い指標となる。 |
形態 |
原色昆虫大図鑑(II)甲虫篇[北隆館]88図版No.10;原色日本甲虫図鑑(III)[保育社]17図版No.13を参照。 |
分布 |
北海道、本州
◎府内の分布区域
京都市左京区久多:水野(1978dの産地を訂正)。 |
生息地の現状 |
針葉樹植林化が著しいが、一部では現在はまだ自然環境が残されている。 |
生存に対する脅威 |
生態的特性も不明であり、何が具体的な脅威として直接かかわってくるのか不明であるが、この類の自然林依存性を考えると、少なくとも現状の保全は絶対の要請である。 |
必要な保全対策 |
既知産地は久多のみで、芦生−久多地区の環境保全が強く望まれる。 |