選定理由 |
京北町下中のマンガン廃坑がタイプ産地。タイプ産地付近の廃坑以外からは知られておらず、廃坑が消滅した場合、生息を確認できなくなる可能性がある。京都府特産種。 |
形態 |
体長4.8〜6.1mm。キョウトメクラチビゴミムシやナタンショメクラチビゴミムシに近縁であるが、オス交尾器の形状により識別される。 |
分布 |
京北町下中のマンガン採掘跡の廃坑から発見された。タイプ産地付近以外からは知られていない。 |
生態的特性 |
マンガン廃坑の中の粘土質で湿った場所に生息する。 |
生息地の現状 |
タイプ産地の廃坑は現在閉鎖されているが、ごく近くの別の廃坑からも発見された。本来は地下浅層に住むものが、岩盤の割目や地下水の流路をつたって廃坑に住みついたのであろう。 |
生存に対する脅威 |
廃坑が消滅した場合、生息を確認できなくなる可能性がある。 |
その他 |
日本固有種 |