選定理由 |
希少種。非常に特徴のある種で、極めて珍しく、産地は局限される。京都府の産地は分布の北限である。 |
形態 |
原色日本甲虫図鑑(III)50 図版No.26を参照。オスは複眼前に小瘤状隆起、頭楯に平行な2直立状短突起がある。 |
分布 |
本州、九州、トカラ宝島。
◎府内の分布区域
北桑田郡 美山町芦生:塚本ほか(1993) |
生態的特性 |
ミズナラ朽ち木上やキノコ(説田(1993))で採れている。 |
生息地の現状 |
芦生はこれまでは京都大学の演習林としてよく保全されてきた。 |
生存に対する脅威 |
大学の手を離れた今後、ダム建設など芦生地区の開発が大問題である。 |
必要な保全対策 |
芦生地区の自然環境を保全することが唯一の方策である。 |
その他 |
日本固有種 |