選定理由 |
京都市醍醐高塚山から発見された京都府特産のメクラチビゴミムシ。京都市南部の孤立した丘陵地帯に分布し、個体数が少ないため、絶滅が危惧される |
形態 |
体長5.2〜5.9mm。体の基本構造は前種と同様。キョウトメクラチビゴミムシやマホメクラチビゴミムシに近縁であるが、オス交尾器中央片先端部や交尾片の形状の違いにより識別される。 |
分布 |
京都市醍醐高塚山がタイプ産地で、それ以外からは知られていない。個体数は極めて少ない。 |
生態的特性 |
渓流沿いの地下浅層に生息するが、個体数は極めて少ない。 |
生息地の現状 |
タイプ産地は京都市南部の孤立した小さな丘陵地帯であるため、宅地化やゴルフ場開発により本種の生息に適した場所は減少しつつある。 |
生存に対する脅威 |
住宅地やゴルフ場の開発、土砂の採取、沢の護岸工事や水質汚染。 |
その他 |
日本固有種 |