選定理由 |
全国的に産地は局所的であり、府内における最近の生息記録はない。 |
形態 |
体長は11.3〜12.8mm。体は小判形で、生時前胸背と前翅の基部は光沢のある緑色。前脚は太短く、捕獲脚となる。長翅型のみである。 |
分布 |
日本では本州と九州。
◎府内の分布区域
京都市深泥池のみ。 |
生態的特性 |
抽水植物やヒシなどの浮葉植物が繁茂するやや深い池沼に生息する。池沼の水質汚濁や植生環境などの悪化により減少している。 |
生息地の現状 |
京都市の深泥池、上賀茂(1930年代)で記録があり、深泥池では1980年代以降の正式な生息記録はなく、今回の調査でも発見できなかった。 |