選定理由 |
湿地に普通であった本種は、湿地の減少に伴い生育地が狭まり、個体数も減少した。 |
形態 |
◎参照 原色日本植物図鑑草本III:No.368,日本の野生植物I:172頁 |
分布 |
北海道、本州、四国、九州、琉球、朝鮮半島、ウスリー、中国大陸。
◎府内の分布区域
北部地域(中丹地域)、中部地域、南部地域(京都市・乙訓地域、山城中部地域)。 |
生存に関する脅威 |
湿地の開発。林道の拡幅や新設。農道の拡幅及び新設。 |
必要な保全対策 |
一般に湿地は経済的価値に乏しく、また平地であるため諸開発の対象となりやすい。しかし、湿地を棲息地とする生物には必要不可欠な環境で、諸開発もこの認識にたって立案しなければならない。 |