選定理由 |
かつてはやや普通(過去に採集された標本が多い)にあったものが、近年著しく減少し、見かけることもかなり稀となった。 |
形態 |
◎参照 原色日本植物図鑑草本III:No.409,日本の野生植物I:184頁 |
分布 |
本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸、ウスリー、アムール。
◎府内の分布区域
中部地域、南部地域(相楽地域を除く)。 |
生存に関する脅威 |
溜池の埋立てや改修、河川の改修や河川敷の開発(公園化など)。外見が目立たず、希少種と気づかれぬまま諸開発の犠牲となりやすい。 |
必要な保全対策 |
溜池の埋立てや改修、河川の改修、河川敷の開発に先立つ詳細な生物調査が必要である。 |