選定理由 |
かつてはやや普通にあり、日本の代表的な秋草として親しまれてきた。近年、目立って生育地が減少、また個体数も少ない。 |
形態 |
◎参照 原色日本植物図鑑草本III:No.744,日本の野生植物I:92頁,日本イネ科植物図譜:720頁 |
分布 |
本州、四国、九州、琉球、インドシナ。
◎府内の分布区域
中部地域、南部地域。 |
生存に関する脅威 |
草地開発。農道の拡幅や新設。特に草地やかつての萱場などの管理放棄。 |
必要な保全対策 |
草地開発、林道の拡幅や新設に先立つ詳細な生物調査が必要である。草地や萱場の定期的な草刈りを行うこと。 |