選定理由 |
府内では分布域は広いが、急速に自生地が減少している。 |
形態 |
水湿地にはえる多年草。葉に中脈はない。花期は5〜6月。花は青紫色で径約12cm。外花被片は大きく開出してたれ下がり、基部の爪部は白色〜淡黄色、花筒部は短い。
◎参照 原色日本植物図鑑草本III No.143,日本の野生植物草本I:61頁,改訂近畿地方の保護上重要な植物:No.3233,近畿地方植物誌(31):No.1403,京都府草木誌:112頁 |
分布 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸(東北部)、東シベリア。
◎府内の分布区域
北部地域、中部地域、南部地域。(深泥池のものはほとんど白花である) |
生存に関する脅威 |
湿地開発、土地造成のほか園芸採取が減少の主要因である。 |