選定理由 |
府内の自生地はわずかで、個体数(株数)は非常に少ない。 |
形態 |
山野にはえる多年草。根出葉は線形でやや厚く、長さ15〜30cm。花期は4〜5月。花茎の頂に4〜10個の花が散形状につく。花柄の長さは不規則で1〜5cm。花被片は黄色、線状長楕円形で、先はとがらない。
◎参照 原色日本植物図鑑草本III:No.204,日本の野生植物草本I:35頁,改訂近畿地方の保護上重要な植物:No.3257,近畿地方植物誌(32):No.1347 |
分布 |
北海道、本州(西部では稀)、四国(稀)、千島、サハリン(樺太)、朝鮮半島、中国大陸、シベリア東部、ヨーロッパ。
◎府内の分布区域
中部地域。 |
生存に関する脅威 |
草地開発、土地造成、道路工事、踏みつけなどが減少の主要因である。 |