選定理由 |
分布域の広い植物であるが、府内では自生地が少ない。 |
形態 |
低山地の林縁や道端にはえる半低木。ヌスビトハギ属の中では特殊な種類で、葉は3小葉、葉柄には狭い翼がある。葉の表面は光沢がある。花期は8〜10月。花は黄白色または緑白色。がくの直下に小さい披針形の小苞がある。
◎参照 原色日本植物図鑑草本II:No.198,日本の野生植物II:202頁,近畿地方植物誌(15):No.1025,京都府草木誌:43頁 |
分布 |
本州(関東地方以西)、四国、九州、琉球、台湾、中国大陸、インドシナ、ビルマ、インド、ヒマラヤ西部、セイロン、マレー半島、スマトラ、ジャワ。
◎府内の分布区域
北部地域(中丹地域)、中部地域。 |
生存に関する脅威 |
森林伐採、土地造成、道路工事などが減少の主要因である。 |