選定理由 |
京都府内では南部地域でわずかに見られるだけである。 |
形態 |
高さ5〜20cmの常緑低木。葉は扁平無毛で古いものは翼状にひろがり節が多くあってヒノキの葉に似る。果実は球形でヤドリギより小さく橙黄色に熟する。種子には粘性がある。
◎参照 原色日本植物図鑑木本II:No.677,日本の野生植物木本I:102頁 |
分布 |
本州(関東地方以西)、四国、九州、琉球、中国大陸、東南アジア。
◎府内の分布区域
南部地域。 |
生態的特性 |
ツバキ、ネズミモチなどの常緑樹の枝に寄生する低木。 |
生存に関する脅威 |
森林の伐採。 |
必要な保全対策 |
この植物の実体をよく知り、作業者に感心を持ってもらう以外に、対策はむつかしい。 |