選定理由 |
京都では、山城大見 Aug.26.1931 栗山清三採集の標本が最も新しく、その後情報がないので絶滅したと思われる。 |
形態 |
茎は高さは50cm〜1mで狭い翼がある。頭花は9〜10月に咲き、白色。
◎参照 原色日本植物図鑑草本I:63頁,日本の野生植物III:162頁 |
分布 |
北海道、本州、朝鮮半島(南部)、サハリン(樺太)、中国大陸(東北部)、東シベリア、カムチャッカ、アリューシャン。北アメリカ。
◎府内の分布記録区域
府内では、全地域の山頂部草地に生き残っていたと思われるが、今は絶滅して見られない。 |
生態的特性 |
草地にはえる多年草。山の陵線や刈場として、屋根葺き材や家畜の飼料としての材料を得るための草刈りされていたところにかろうじて残っていた。 |