選定理由 |
府内の数ヶ所から記録があるが、現在は生育を確認できない。 |
形態 |
浮遊性の沈水植物。葉は細裂してふさふさしている。捕虫嚢はまばら。葉腋に閉鎖花を形成する。
◎参照 日本水草図鑑:152頁 |
分布 |
本州。
◎府内の分布記録区域
南部地域にかつては自生していたが、今は見られない。 |
生態的特性 |
山間部よりも平地のやや富栄養化した水域に生育する。このような特性が産地の消滅につながっている。 |
生育地の現状 |
南部地域(淀川水系や京都市内の池沼数ヶ所)に生育していたが、干拓や水質汚濁の進行ですべての既知産地から絶滅した。 |
その他 |
日本固有種 |