形態 |
常緑性だが寒地では夏緑性となる大型の多年草。根茎は横走から斜上する。葉は3回羽状深裂。葉柄基部には茶褐色で細い鱗片がまばらにつく。ソーラスは線形で、一端が中肋に接する。
◎近似種との区別
ヒカゲワラビは中型で、3〜4回羽状、裂片は細い。タンゴワラビはソーラスが中間生で、葉柄基部の鱗片は淡褐色で広く、早落性。
◎参照 原色日本羊歯植物図鑑;pl.57-310,139頁(1959),京都府草木誌;8頁(1962),しだの図鑑;135,137頁(1986),日本の野生植物 シダ;pl.173-4,255頁(1999) |