選定理由 |
夏鳥として府内に生息して繁殖する。繁殖個体数は少ないが、近年減少はしていない。 |
形態 |
全長15cm。ツバメより小さくて尾の切れ込みが浅い。頭上、背、翼の上面、尾は光沢のある黒色で、上尾筒と下面は全て白色。 |
分布 |
夏鳥として九州以北に渡来する。東海地方や西日本では少数が、九州では相当数が越冬する。府内では日本海側に数ヶ所の集団営巣地がある。冬期に少数が見られる年もある。
◎府内の分布区域
北部地域。 |
生態的特性 |
近畿地方ではコンクリートの橋の下の壁角を利用して営巣している例が多い。泥で壺型の巣をつくり、一腹3〜4卵を産み、雌雄が抱卵する。 |
生息地の現状 |
舞鶴市野原では、小さな橋の下の水面から2mほどの高さに100を越す巣が見つかっている。 |