選定理由 |
夏鳥として府内に生息して繁殖する。繁殖個体数は少ないが、近年減少はしていない。 |
形態 |
全長52cm。成鳥は頭上黒色。背と雨覆は青緑色の光沢のある黒褐色で、下面は淡い紫灰色。幼鳥は全体に黒褐色で喉の両側の白い線が目立つ。 |
分布 |
九州以北に夏鳥として渡来し、本州、四国、九州で繁殖する。九州南部で一部越冬する。府内では京都市や宮津市で繁殖している。
◎府内の分布区域
北部地域、南部地域。 |
生態的特性 |
河川の水際や浅瀬で小魚を採食することが多い。街路樹や社寺林、河川敷のヤナギ林などに小さなコロニ−をつくり繁殖する。 |
生息地の現状 |
街路樹や社寺林に小規模な集団営巣地が確認されている。営巣地において人的な攪乱がなければ比較的営巣が続くようである。 |