選定理由 |
本府が全国的な分布限界になっており、府内の分布が局限されている。かつては普通に見られたが、環境変化により近年著しく減少している。 |
形態 |
オス110mm、メス115mm程度。大きな耳腺をもち、鼓膜の長径は眼からの距離とほぼ等しい。 |
分布 |
本州西南部、四国、九州に自然分布。
◎府内の分布区域
南部地域。 |
生態的特性 |
2〜3月に池などで繁殖し、オスは激しくメスを奪い合う。長い紐状の卵塊を産む。 |
生息地の現状・脅威 |
都市化・道路建設によって繁殖場所がなくなり、市街地では、ほとんどの地域で絶滅している。 |
必要な保全対策 |
現在残されている繁殖場所を含む地域の開発を避けることが重要である。 |
その他 |
日本固有種(亜種) |