レッドデータクイズ
初級編 「ただしいのはどっち」
京都府レッドデータブックには、いろいろな名前の生き物がのっていますが、次の説明でただしいものはどちらでしょうか? 検索ページで調べてみてね。 |
「タヌキマメ」とは?
- 豆粒のように小さな「タヌキ」のなかま
- タヌキのような毛のはえた「豆(まめ)」のなかま
- クリックすると答えが表示されます。
- 答え (2)「豆(まめ)」のなかま
「タヌキマメ(絶滅危惧種)」は、日あたりの良い草地や道ばたにはえるマメ科の草です。果実(豆ざや)をつつむ、"がく"によくめだつ茶色い毛がはえていて、名前の由来は、これがタヌキとそっくりに見えるからといわれています。タヌキの名のついた植物は他にも、「タヌキラン(絶滅寸前種)」、「タヌキモ(絶滅寸前種)」、「コタヌキモ(絶滅危惧種)」などが京都府レッドデータブックにのっています。
タヌキマメ
「カエルキンバエ」とは?
- ハエの顔に似た「カエル」のなかま
- カエルに寄生(きせい)する「ハエ」のなかま
- クリックすると答えが表示されます。
- 答え (2)ハエのなかま
金緑色のハエの一種をキンバエと呼びますが、「カエルキンバエ(絶滅寸前種)」はカエルのからだに寄生するといわれているキンバエのなかまです。カエルキンバエは30年以上前には京都府内に生息していたという記録がありますが、それ以降見つかっていません。
カエルキンバエ
「セミタケ」とは?
- セミのからだから生える「キノコ」のなかま
- 竹に巣をつくる「セミ」のなかま
- クリックすると答えが表示されます。
- 答え (1)キノコのなかま
昆虫のからだから生えるキノコのなかまを「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」とよびます。冬の間は昆虫で動き回っていたのに、いつのまにか昆虫のからだから草のようなもの(本当はキノコ)が生えてくるというのが、その名の由来です。ニイニイゼミから生えるのが「セミタケ(絶滅危惧種)」、そのほか「オサムシタケ(絶滅寸前種)」、「テッポウムシタケ(絶滅寸前種)」などもあり、中国では昔から漢方薬として使われています。
セミタケのなかま
オサムシタケ
テッポウムシタケ